赤シャツエンジニア

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20190608「AI実践入門!NVIDIA Jetson TX2×Azure GPU生体験ハンズオン@香川」の内容・感想・雑記

ハンズオン概要

  • IoT ALGYAN(あるじゃん)理事長 小暮さん
  • NVIDIA 梅本さん

    • NVIDIAの紹介
    • GAN(Generative Adversarial Network)の説明 読み方:ギャン
      • ディープラーニングの仕組みで画像を生成するモデル
      • NVIDIAがこの領域に力を入れる理由として、今後シミュレーションの世界でより高い精度のバーチャル空間が必要になることが予想されるから
    • Progressive Growing of GAN
      • よくわからなかったので。。おっしゃっていたことをそのまま書くと、nv片方が実在しないセレブの画像を生成し、もう片方がそれを当てようとする。生成側は偽物と当てられないような、セレブをこの作業の中それを繰り返すことで、本物のセレブと見分けがつかない偽セレブの画像が生成できるというもの
    • GauGAN
      • オブジェクトの「形」や「線」を引くだけで、リアルな風景写真に変換されるというもの。落書きが実写になる感じです。
  • 情報科学専門学校 先端ITシステム科 学科長 武藤さん

    • 以下の内容のハンズオン

  • プチ懇親会

香川の開催場所事情について

セミナーは大阪と香川で開催されており、広島では開催されていませんでした。なので、少し遠征費が痛かったですが、香川へ。開催場所は「eとぴあ」という場所で、高松駅の近くに位置していました。この施設は情報通信技術に特化していて、展示会、懇談会、セミナー、打ち合わせ室などたくさん部屋があって、なかなか交流が盛んそうでした。

まだまだ、外部に出ていなくて、経験値が浅いですが、広島でセミナーでのセミナー場所は「イノベーション・ハブ・ひろしま」か「合人社ウェンディひと・まちプラザ」か「サテライトキャンパスひろしま」か。。どれもITをメインに据えていないので、なんか負けている感を感じました。

広島も負けじとこんな建物建てていただけるとさらに活気が出るのではないかと思います。

ハンズオンについて

内容についてはこちらにすべて書いてありますので、概要だけです。

  • 武藤先生の講義と作業が交互。説明は非常にわかりやすかった。

  • jetson TX2が受講者に貸し出される

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    jetson tx2

  • ゴールはjetson TX2のカメラで「犬」「猫」の写真を見せて、判定できればOK
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    猫を判定している様子
  • 画像認識は「学習フェーズ」と「推論フェーズ」に分かれる
  • 「学習フェーズ」の担当はMicrosoft Azure。「推論フェーズ」はjetson TX2。
  • 今回はMicrosoft Azureでの学習させる
  • 数百円のオーダー。これを安いとみるか高いとみるか。
  • 今回は600枚程度。正解率は70%でこれは実運用では使い物にならないレベル。ハンズオンなので雰囲気を感じ取ってもらう。
  • 学習済みモデルとカメラからの画像により、犬か猫かを瞬時に判断
  • 猫を出しても犬だったり、犬を出しても猫だったりした。70%なのでこの程度だと思われる
  • 犬らしい犬(吠えている様子)などの画像を出してみると、高確率で犬と判断していたように感じた

感想

  • ほとんど言われた通りの作業をやっていくのみだったのですが、画像認識の流れを体験させていただくことができました。
  • 何か自分でこのようなシステムを組む際は、「推論フェーズ」のハード・ソフトはjetson周りが解決してくれそうなので、「学習フェーズ」がやはり肝だと感じました。
  • algyanの回し者ではないですが、やはり運営が上手だと思います。内容の詰め込み感も否めませんで、作業ゲー感が高いですが、3~4hで概要説明・ハンズオン・懇親会までやりきって、参加者に充実感を持って帰ってもらうと思うと、この方法が最適解なのかなと思いました。広島たくさん来ていただけると幸せになれるのになぁ。

その他

  • 香川に行くまでにだいぶ悩んだけれども、半額提供ということでjetson TX2は購入しました。識別、認識やってみたいなぁと思っていて、エッジならwifi飛んだほうがいいよねということでtx2でした。が、今用途を思い浮かべてみるとスタンドアローンしかないので、nanoだったか。。とも思います。